クレオパトラに愛されたシベットというアニマリックについて
アニマリックは、セクシーで長くその匂いが続くという特徴のある動物性香料です。
シベットは、アニマリックの中でもクレオパトラに愛された歴史がある
香料として知られています。
バラとシベットの相性が良く、バラの香りを長い間身に纏うときに
使用されていたようです。
シベットは別名霊猫香と呼ばれ、日本人よりも欧米人やアラブ人、
中国人など海外の人々に気に入られている香りです。
シベットはジャコウネコの分泌物であり、
現在ではエチオピアでのみ採取されています。
シベットは、脂肪や粘液でできていますが、
心地よい香りの源であるシベトンを数%含んでいます。
このシベトンの働きが、花の香りを更に長持ちさせるといわれ、
香水などに好んで使用されているのです。
他のアニマリックとは違い、シベットは継続的に生産できるということから、
現在でも合成香料という手法を取るのではなく、
シベットそのものを香料として使っています。
しかし、採取方法が動物虐待に値するという評価も多く、
現在アメリカでは使用されていません。
香水大手メーカーが急いで合成香料の作成を行っているので、
今後が楽しみといえるでしょう。